診療科目
放射線科
ファットスキャン
本当は怖い内臓脂肪型肥満
あなたの体格をチェックしてみませんか?
  肥満は生活習慣病の危険信号の1つです。肥満度の判定方法にBMI指数での判定方法があります。
あなたの肥満度と適正体重をチェックしてみませんか?
BMI = 体重(s)÷身長(m)÷身長(m) / 標準BMI = 22
25以上 肥満
25未満18.5以上 普通
1 8.5未満 やせ
肥満には2つのタイプがあります。
 脂肪がどこについているかで2つのタイプに分類されます。
りんご型肥満(内臓脂肪型肥満)
りんご型肥満イラスト   上半身型肥満とも呼ばれお腹の中の内臓周辺に脂肪がつくタイプの肥満で、生活習慣病との関わりが大きいとされています。男性に多く、女性は更年期以降に増加します。
  内臓脂肪は皮下脂肪より落としやすいのが特徴です。

<りんご型肥満の目安>
ウエスト/ヒップ比
男性:0.9以上
女性:0.85以上
洋なし型肥満(皮下脂肪型肥満)
洋なし型肥満イラスト   下半身型肥満とも呼ばれ皮膚の下に集中して脂肪がつくタイプの肥満で、お尻・太股・下腹部がふっくらとしていて若い女性に多いタイプです。
  健康上はあまり問題になりません。
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死の四重奏(脂質異常症・糖尿病・高血圧・内臓脂肪型肥満)
  内臓脂肪型肥満は、糖尿病・高血圧・脂質異常症が合併することが多く、心筋梗塞・脳卒中をおこす確率も高くなるため、『脂質異常症・糖尿病・高血圧・内臓脂肪型肥満』の4つの要素は『死の四重奏』とも呼ばれています。
  最近の研究で、危険因子を2つ持つ人はまったく持たない人に比べ、心臓病の発症リスクが10倍近くに、3〜4つ併せ持つ人ではなんと31倍にもなることがわかってきました。
  このように、たとえ異常の程度は軽くても複数の危険因子が重複しているケースでは、動脈硬化が起きやすいのです。
危険因子の保有数と発症リスク表
内臓脂肪を測定しましょう
  肥満症や高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病は、それぞれが独立した別の病気ではなく、「肥満」特に内臓に脂肪が蓄積した肥満(内臓脂肪型肥満といいます)が原因であることがわかってきました。
  このように、内臓脂肪型肥満によって、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態を『メタボリックシンドローム』と呼び、注目されています。
メタボリックシンドロームの診断基準
  メタボリックシンドロームの診断基準では、内臓脂肪の蓄積が必須条件と位置づけられ、他の3つの項目のうち2つ以上を満たしている場合に『メタボリックシンドローム』と診断します。
  具体的には、内臓脂肪の蓄積はウエスト径で判定し、男性85cm以上、女性90cm以上を基準値としています。この数字は、腹部CT画像で精密に内臓脂肪を測定した場合、断面積100cm2に相当します。
  その他の項目の基準値は、表のとおりです。
必須項目
内臓脂肪蓄積
ウエスト周囲径 男子≧85cm
女子≧90cm
(内臓脂肪面積 男女とも≧100cm2に相当)
プラス
選択項目(これらの3項目のうち2項目以上)
高トリグリセリド血症
≧150mg/dL
かつ/または 低HDLコレステロール血症
<40mg/dL
収縮期(最大)血圧
≧130mmHgL
かつ/または 拡張期(最小)血圧
≧85mmHgL
空腹時高血糖≧110mg/dL
CTスキャンなどで内臓脂肪量判定を行いうことが望ましい。
ウエスト周囲径は立ったまま、軽く息を吐いた状態で、へそまわりを測定する。
高トリグリセリド血症、低HDLコレステロール血症、高血圧、糖尿病に対する薬剤治療を受けている場合は、それぞれの項目に含める。
  日本内科科学会情報誌 94(4).188.2005
内臓脂肪を測定するには?
 内臓脂肪を測定する方法に『FAT SCAN』という検査があります。この方法はCT検査を利用したもので、へその辺りのCTスキャン断面像から脂肪組織の面積を測定します。

 撮影時間はへそ周辺をCT撮影するだけですので5分もかかりませんので、気になる方は、一度当院で内臓脂肪を測ってみてはいかがですか?

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FAT SCAN画像
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