臨床倫理方針

  1. 患者さんの権利を尊重し、安全で親切な医療を提供します。
  2. 医療内容や必要な事項について分かりやすく説明します。
  3. 患者さんの意思決定を尊重します。
  4. プライバシーや個人情報の保護を徹底します。
  5. 診療行為にかかる各関係法令を遵守します。

臨床倫理規定

  1. 脳死判定
    当院では、脳死判定を行う際に必要とされる基準をみたしていませんので脳死判定は行いません。
  2. 臓器移植に関すること
    患者さんがドナーカードを提示し臓器提供の意思を表示された場合、又は死亡後に遺族より臓器提供の申し出があった場合は、(社)日本臓器移植ネットワークに連絡をとりその指示に従います。
  3. 輸血に関すること
    宗教上の理由などから輸血を拒否される患者さんには「宗教的輸血拒否に関するガイドライン」(2008年2月28日宗教的輸血拒否に関する合同委員会報告)に従い対応します。
  4. がん告知に関すること
    知る権利に関するインフォームド・コンセントの観点から、原則としてがん告知を行います。
  5. 終末期医療に関すること
    • 終末期の薬物投与、化学療法、輸血、栄養、水分補給などについては、医学的な妥当性と適切性を基に患者さん・ご家族とご相談のうえ、決定します。
    • 可能な限り、疼痛やその他の不快な症状を緩和し、精神的、社会的援助も含めた総合的な医療及びケアを行います。
    • 安楽死や自殺幇助の行為は行いません。
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